歯石が付く原因

こんにちは名古屋ルミナス歯科矯正歯科です✨

毎日しっかり歯を磨いているのに「歯石がありますね」と言われて不思議に思ったことはありませんか?
歯石は特別な人だけにできるものではなく、実はほとんどの人にできる可能性があります。

まず歯石の正体ですが、これは「歯垢(プラーク)」が固まったものです。
歯垢とは、食べかすではなく細菌のかたまりで、歯の表面にネバネバと付着します。
この歯垢は、きちんと歯磨きで落とすことができます。
しかし、磨き残しがあると、唾液の中に含まれるカルシウムやリンと結びつき、
時間とともに硬くなっていきます。これが歯石です。

歯石になるまでの時間は個人差がありますが、早い人では2〜3日程度で固まり始めるとも言われています。
一度歯石になると、歯ブラシでは落とすことができません。
そのため、歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があります。

では、なぜ毎日歯を磨いている人でも歯石ができてしまうのでしょうか。
大きな理由のひとつは「磨き残し」です。
歯は立体的な形をしているため、歯と歯の間、歯ぐきの境目、奥歯の裏側などは特に汚れが残りやすい場所です。
どんなに丁寧に磨いているつもりでも、歯ブラシだけでは約6割程度しか汚れを落とせないと言われています。
フロスや歯間ブラシを併用することで、より効果的に歯垢を除去することができます。

さらに、唾液の性質も歯石の付きやすさに関係しています。
唾液にはお口の中を守る働きがありますが、ミネラル成分が多い人は歯垢が石灰化しやすく、歯石ができやすい傾向があります。
これは体質的な部分も大きく、セルフケアだけでは完全に防ぐことが難しい場合もあります。

また、歯並びや被せ物の形態も影響します。
歯が重なっている部分や段差がある部分は歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まりやすい環境になります。
このような場所は歯石ができやすいため、特に注意が必要です。

歯石が付くと何が問題なのでしょうか。歯石の表面はザラザラしているため、さらに歯垢が付きやすくなります。
その結果、歯ぐきに炎症が起こり、歯肉炎や歯周病へと進行する原因になります。
歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、気付かないうちに進行してしまうことも少なくありません。

歯石を予防するためには、毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのクリーニングが大切です。
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを取り入れることで磨き残しを減らすことができます。
また、歯科医院ではセルフケアでは落とせない歯石の除去や、磨き方のチェックを受けることができます。

「毎日磨いているのに歯石が付く」というのは決して珍しいことではありません。
大切なのは、歯石ができる仕組みを知り、正しいケアを継続することです。
健康なお口を保つためにも、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

監修者情報

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院長
山田利治(ヤマダトシハル)