金属が溶けて歯茎が黒い?

こんにちは、ルミナス歯科です☀

本日は、メタルタトゥーについてです✨

「メタルタトゥー」とは、歯科治療に使用された金属(主に銀合金やアマルガムなど)が、歯ぐき(歯肉)に沈着して黒ずんで見える状態を指します。

正式には「歯肉メタル刺青(しにくメタルしせい)」とも言います。

 

 

【メタルタトゥーとは?】

 

原因

過去に使われた金属(例:銀合金、アマルガム、パラジウムなど)が微粒子として歯肉内に入り込み、沈着する

歯を削るときや金属の補綴物(詰め物・被せ物)を装着する際に、金属のかけらが歯ぐきに入り込む

金属イオンが溶け出し、歯肉に沈着することも

 

 見た目の特徴

歯ぐきが青黒く変色して見える

境目がはっきりせず、刺青のようなにじんだ黒ずみ

色は黒~灰青色っぽく見えることが多い

痛みや腫れなどの自覚症状は通常ない

 

 

 メタルタトゥーと間違えやすい症状

メラニン沈着 茶~黒色だが、生まれつきのものが多い。左右対称に出ることが多い。

悪性黒色腫(メラノーマ) 不規則な色や形。徐々に拡大。要生検で診断。

歯周病による黒ずみ 歯肉が退縮し、被せ物の金属縁が透けて見えることも

 

 

治療法

外科的除去(レーザー or 切除)

メタルが沈着している部分の歯肉をレーザーまたは手術で除去

小さな範囲ならレーザー治療が主流(出血が少なく、回復が早い)

広範囲の場合は歯肉切除+歯肉移植などを行うことも

 

注意点

完全に色を消せない場合もある

色が再発することもあるため、金属材料を避けることが推奨される(セラミックやジルコニアなどへ変更)

 

 

予防法

治療時にメタルフリー素材を選ぶ(セラミック、ジルコニア、コンポジットレジンなど)

歯科治療中に金属片が歯肉に入らないよう配慮してくれる歯科医院を選ぶ

 

 

まとめ

原因 金属の微粒子やイオンが歯ぐきに沈着

症状 青黒く変色、痛みはない

治療 レーザーや手術で除去可能

予防 メタルフリーの素材を選ぶこと

 

 

気になる変色がある場合は、歯科口腔外科または審美歯科で診察を受けると確実です。

監修者情報

監修者情報

院長
山田利治(ヤマダトシハル)