カタラーゼについて
こんにちは、ルミナス歯科です☀
本日は歯医者でホワイトニング相談をした際に確認されるカタラーゼについてです。
無カタラーゼ症(acatalasemia)とは、体内の「カタラーゼ(catalase)」という酵素の働きが先天的に欠損または極端に低下している遺伝性の疾患です。この酵素は、体内で生じる「過酸化水素(H₂O₂)」を分解して水と酸素にする役割があります。
【カタラーゼとは?】
• 過酸化水素(H₂O₂):体内の代謝や免疫反応で自然に発生するが、毒性がある
• カタラーゼ:この過酸化水素を無害な「水+酸素」に分解する重要な酵素
→ 無カタラーゼ症では、この分解がうまくいかず、過酸化水素が体内に蓄積しやすくなります。
【原因】
• 常染色体劣性遺伝(両親からそれぞれ異常遺伝子を受け継ぐことで発症)
• 日本では比較的まれですが、東アジア(特に日本・韓国)に多い傾向
【症状】
• 通常は 無症状(特に軽度の場合)
• ただし、口腔内潰瘍(壊疽性口内炎)を繰り返す場合がある(特に小児期)
• 重症例では、感染や炎症が悪化しやすくなることがある
【歯科治療時の注意点】
• 無カタラーゼ症の人は、ホワイトニング剤などに含まれる「過酸化水素」に注意!
• 過酸化水素が分解されず、粘膜や組織にダメージを与えるリスクがあります
• 歯科医に無カタラーゼ症であることを必ず申告することが大切です
【診断】
• 血液検査や酵素活性測定によって診断
• 家族歴がある場合、出生後早期に検査されることも
【治療・予防】
• 根本的な治療法はないが、多くの場合、生活上の制限は少ない
• 過酸化水素を含む薬剤や製品を避けることが基本
• 定期的な歯科・内科受診を推奨
いかがでしたでしょうか?当院ではホワイトニングを行う前にカタラーゼチェックを必ず行っております。
皆さんもホワイトニングする際は気をつけましょう!

