インプラント vs 入れ歯 vs ブリッジ:失った歯をどうする?

こんにちは名古屋ルミナス歯科矯正歯科です!

本日は、「インプラント vs 入れ歯 vs ブリッジ:失った歯をどうする?」というテーマで詳しくご紹介します。

歯を失った際、現代ではいくつかの治療オプションがありますが、それぞれに特徴があり、患者さんのライフスタイルや予算、

治療への希望に応じて選択が分かれます。

1. インプラント

 • 特徴:インプラントは、歯が抜けた部分のあごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。

これにより、

自分の歯とほとんど変わらない見た目と機能が期待できます。
 • メリット:
 • 自然な見た目と感覚で、自分の歯のようにしっかり噛める。
 • 隣の健康な歯に負担をかけない。
 • 適切なケアで長期間(10年以上)使用可能で、耐久性が高い。
 • 骨が刺激されることで、骨の萎縮を予防できる。
 • デメリット:
 • 費用が高額(1本あたり数十万円)で、

保険適用外の場合も多い。
 • 手術が必要で、治療期間が長い(数ヶ月〜1年程度)。
 • 骨の量や質が不十分な場合、

骨移植などが必要になることがある。

2. 入れ歯

 • 特徴:入れ歯には、部分入れ歯と総入れ歯があり、失った歯の数や部位によって適切なタイプを選びます。装着・取り外しが可能で、クリニックで作製後すぐに使用できます。
 • メリット:
 • 比較的安価で、部分的に保険適用も可能。
 • 製作や調整が比較的早く、

数週間〜1ヶ月程度で使用開始できる。
 • 抜けた歯の数が多くても対応可能。
 • デメリット:
 • 固定力が弱く、装着中にズレたり外れたりする可能性がある。
 • 噛む力が自分の歯と比べて弱く、硬いものが噛みづらい。
 • 使用やメンテナンスを怠ると、

口臭や歯ぐきの炎症の原因になる。
 • あごの骨の萎縮が進行するリスクがある。

3. ブリッジ

 • 特徴:ブリッジは、抜けた歯の両側にある健康な歯を削り、

それを支えとして橋渡しのように義歯を取り付ける方法です。

固定式で、装着後は取り外し不要です。
 • メリット:
 • 入れ歯と違い固定式で、自分の歯に近い感覚で噛める。
 • インプラントよりも比較的費用が抑えられ、

保険適用可能な場合もある。
 • 部分的に治療でき、治療期間が短い(数週間程度)。
 • デメリット:
 • 両側の健康な歯を削る必要があり、歯への負担がかかる。
 • 支えに使った歯が負担により痛みや虫歯になりやすくなるリスクがある。
 • 骨の萎縮が防げないため、長期的な使用で

不安定になることがある。

選び方のポイント

 1. ライフスタイルや年齢
若い方や、長期的に自分の歯のように使用したい方にはインプラントが適しています。一方、短期間で費用を抑えて治療したい場合には入れ歯やブリッジが選ばれることが多いです。
 2. 費用
治療費の差が大きいため、保険適用の範囲やクリニックの料金設定をよく確認する必要があります。インプラントは高額ですが、長期使用を考えればコストパフォーマンスが高いと考えられることもあります。
 3. 健康状態やあごの骨の状態
あごの骨の量が不十分な場合、インプラントの埋入が難しい場合があります。その場合は骨を増やす手術が必要になりますが、負担が大きいため入れ歯やブリッジが適していることもあります。

まとめ

それぞれの治療法には一長一短があるため、患者さんの生活スタイルや予算、

健康状態を考慮して歯科医と相談することが大切です。

 

 

 

 

 

 

監修者情報

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院長
山田利治(ヤマダトシハル)