歯はいつ生える?

こんにちは、名古屋ルミナス歯科矯正歯科です🌟

 

歯が生える時期についての説明です!

乳歯(子どもの歯)が生える時期は、一般的に以下の通りです:

1.下の前歯(下顎中切歯):6~10ヶ月
2. 上の前歯(上顎中切歯):8~12ヶ月
3. 上の側歯(上顎側切歯):9~13ヶ月
4. 下の側歯(下顎側切歯):10~16ヶ月
5. 第一臼歯(奥歯):13~19ヶ月
6. 犬歯:16~23ヶ月
7. 第二臼歯(一番奥の歯):23~33ヶ月

すべての乳歯が生えそろうのは、2歳半から3歳くらいです。

永久歯は、通常6歳頃から生え始め、12~13歳頃にすべての歯が永久歯に生え変わることが多いです。

生えたての歯は虫歯になりやすいです。特に次の理由から、注意が必要です。

1. 歯のエナメル質が未成熟  
   生えたばかりの歯のエナメル質は完全に硬化しておらず、成熟するまで時間がかかります。未成熟なエナメル質は酸に対して弱く、虫歯ができやすいです。

2. 口腔内のケアが難しい 
   特に乳歯や最初に生える永久歯(6歳臼歯)は、奥の方にあるため磨き残しが多くなりがちです。また、子どもが自分で歯磨きをする場合、十分に磨けないことも虫歯のリスクを高めます。

3. 食生活の影響  
   子どもは甘い食べ物や飲み物を摂取することが多く、それらが口の中に残ると虫歯菌が酸を作り出し、未成熟な歯を侵しやすくなります。

予防策としては、フッ素を使った歯磨き、定期的な歯科検診、適切な食生活が重要です。


仕上げ磨きは、一般的に**小学校低学年(6〜8歳)頃まで**必要とされています。具体的には、子どもが自分で正しい歯磨き方法を習得し、十分な手先の器用さが発達するまでの期間です。

理由としては…

1. 磨き残しが多い  
   子どもは手先がまだ十分に器用でなく、特に奥歯や歯と歯の間をしっかりと磨くことが難しいため、保護者の仕上げ磨きが必要です。

2. 歯並びが不揃い  
   乳歯から永久歯に生え変わる時期には、歯並びがまだ不揃いで、歯の間に汚れがたまりやすいので、念入りな仕上げ磨きが重要です。

3. 歯磨きの習慣を身に付ける  
   小さいうちに仕上げ磨きをすることで、子どもが正しい歯磨きの習慣を学び、将来的に虫歯を予防できるようになります。

個人差はありますが、8歳頃までを目安に仕上げ磨きを続け、その後も状況に応じて定期的にチェックしてあげることが推奨されます。

 

 

監修者情報

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院長
山田利治(ヤマダトシハル)