保定装置について

こんにちは🌞名古屋ルミナス歯科矯正です。

 

最近は少し涼しくなってきましたね😊

 

さて、本日は矯正治療後に付ける保定装置についてです🦷

 

 

リテーナー(保定装置)は、歯科矯正治療後に歯並びを安定させるために使われる装置です。主なリテーナーの種類は以下の3つです

 

1. 固定式リテーナー

   特徴: 歯の裏側に細いワイヤーを接着して、取り外しができないタイプ。

   メリット: 24時間安定して歯を固定でき、患者が忘れる心配がない。

デメリットワイヤー周りの歯磨きがしにくく、ケアが必要。

 

2. 取り外し式リテーナー(プレートタイプ)

   種類: プラスチックとワイヤーで作られたリテーナーで、前歯にワイヤーがかかることが多い。

   メリット: 自由に取り外せるため、食事や歯磨きの際に取り外しが可能。

   デメリット: きちんと装着しないと効果が薄れる。

 

3. クリアリテーナー(マウスピースタイプ)

   特徴: 透明なプラスチックで作られた薄いマウスピースの形をしたリテーナー。

   メリット: 目立ちにくく、装着感が軽い。

   デメリット: 過度の使用や洗浄不足で割れたり変形したりする可能性がある。

 

それぞれのリテーナーには利点と注意点があり、治療内容や患者の生活スタイルに応じて選択されます。

 

 

 

では、リテーナーはどれくらいの期間使用のでしょうか❓

 

リテーナーの装着時間は、歯の安定度や治療の進行状況によって異なりますが、一般的なガイドラインは次の通りです。

 

1. 治療直後の初期段階

   装着時間: 最初の3〜6ヶ月は、1日22〜24時間の装着が推奨されます。

   理由: この時期は、歯が動きやすいため、できるだけ長く装着する必要があります。

   例外: 食事や歯磨きの時のみリテーナーを外す。

 

2. 安定期(6ヶ月〜1年)

   装着時間: 12時間以上、または夜間だけの装着に減らしても良いことが多いです。

   理由: 歯が徐々に安定してきますが、まだ完全に固定されていないため夜間の装着が必要です。

 

 3. 維持期(1年以降)

   装着時間: 夜間のみ、または週に数回の装着でも十分な場合があります。

   理由: 歯がかなり安定しているため、少ない装着時間でも十分な保定効果が期待できます。

 

ただし、リテーナーの装着時間は患者ごとの状態や矯正歯科医の指示によって異なるため、医師の指導に従うことが重要です。