矯正したのに出っ歯が治らない?!

こんにちは名古屋ルミナス歯科矯正歯科です!

本日は、矯正したのに出っ歯が治らない?についてです。

矯正したのに出っ歯が治らなかった

もう少し前歯を後ろに下げたかった

といったことをたまにきいたことはないですか?

二度目の矯正を覚悟して来て下さる方も多いです。
どうして一度出っ歯を矯正したはずなのに、改善されないのか気になりますよね??
矯正治療をこれから受ける方も、すでに受けている方も、ぜひ参考にしてくださいね!


出っ歯が治らない理由


十分なスペースが確保できなかった
歯列矯正は、歯を正しい位置に整えることで歯並びと噛み合わせを改善する方法です。

しかし、歯を動かすためにはスペースが必要になり、

不足している場合は抜歯やスライスを入れて後方移動など行います。
特に出っ歯を治すためには、前歯を後ろに動かせるスペースが確保されていなければなりません。
スペースが不足していると、歯を後ろに動かすことが難しく、結果として出っ歯が改善されないことがあります。

前歯の突出が強い場合は抜歯が選択されることが多いですが、中には「健康な歯を抜きたくない」と考える方も少なくありません。
しかし、抜歯が必要なのに抜歯せず進めてしまうと、「出っ歯が治らない!」といった結果になってしまうことがあります。

舌の癖がある
舌で前歯を押す癖などは、歯並びに影響を与えます。
これらの癖が改善されないと矯正後に歯が動いてしまい、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が生じてしまう可能性があります。

舌を押す癖に対しては、矯正中に癖を改善するトレーニング(MFT)を行い、舌が正しい位置につくように改善を図ります。

 

 

最後に

矯正したのに出っ歯が治らない理由は、十分なスペースが確保できなかった、治療方針が合っていなかった、舌の癖、などが挙げられます。

矯正治療を成功させるためには、単に歯の動かし方だけでなく、患者さんと歯科医師のコミュニケーションも重要です。
当院ではカウンセリングでは十分な時間を取り、患者さまの疑問や不安を一つずつ解消しています。
気になることがございましたらお気軽にご相談ください!