虫歯予防処置シーラント

虫歯予防処置シーラント

こんにちは!

名古屋ルミナス歯科矯正歯科です!

今日は、小児歯科などでよく聞かれる、虫歯予防のシーラントという処置についての紹介です!

予防処置をしていても虫歯になるかもしれないということも含めて皆様にお伝えしたいと思います!

 

シーラントは小窩裂溝填塞ともいわれる、おもに大人の歯に生え変わる頃(6歳ころ~)にうける虫歯予防処置です。

レジン系の材料を奥歯の咬合面の溝などに埋めて、溝から起こる虫歯を予防する処置になっています!

 

メリット

生えてきたばかりの大人の歯は、小窩裂溝と呼ばれる歯の溝が深く、プラークや食べかすが入り込みやすい形態で、エナメル質の石灰化が未熟で柔らかく、虫歯が進行しやすいです。

しかし生えたばかりの時はその一部が歯茎に埋もれていたり、他の歯よりも低い位置にあるため

磨き残しが起きやすかったりと、虫歯が発生しやすい環境になってしまうのです!!

シーラントで歯の溝を埋めると、そこに食べかすやプラークが入り込まない為、虫歯予防になります(^^)/

保険適用の処置なので、安価に受けられる治療です。

基本的に、健康な歯に対して行う処置ですので、削ったりはしません。痛みのない処置です。

虫歯予防の効果が6割ほどというデータもあるようで、虫歯のリスクを減らせます。

 

デメリット

 

使う材料にもよりますが、ほとんどの場合に歯とレジンの接着性を高めるためのエッチング(酸性の薬剤を塗って歯の表面を溶かす)を行う必要があります。

レジンを固める時に重合収縮が起きる為、埋めたつもりでも目に見えない小さな溝が残ることが考えられる。

欠けたり、外れたりすることがある。

初期の目に見えない虫歯の上から埋めてしまう可能性、プラークなどが目に見えない溝に残ったままになる可能性がある。

 

虫歯予防として、フッ素塗布やシーラントなどが行われるようになって子供の虫歯は減ってきています!

でも、残念ながら医療に100%は難しいです。

細菌は目で見えない小さなものなので、歯磨きをしても治療をしても、見えないところにこっそり潜んでいます。

シーラントで予防しても下で虫歯が進行することもあるのです。

しっかり予防を行うことやしっかりと歯磨きをおこなうことで、虫歯のリスクは十分に減らすことが出来ます!

少しでも健康な歯を長持ちさせるために、セルフケアを頑張っていただき、

また定期健診でプロのケアも欠かさず行いましょう!!