MFTって何?

MFTって何?

 こんにちは〜名古屋ルミナス歯科・矯正歯科、院長の山田です。

 本日はMFTについてご紹介いたします。MFT(口腔筋機能療法)とは、歯並びを取りまく筋肉の働きを整えるための訓練です。日常生活で知らない間に舌を歯に押し付けるような動きをしていたり、歯の間から舌を出すような動きや舌の位置が正しくない状態を舌癖といいます。舌癖がある方は、普段、口が開きやすい習慣の方が大半です。そのため、舌だけでなく、お口の周り全体の筋肉をトレーニングし、機能の改善をしていく必要があります。

 舌に悪習癖があると、歯並び、噛み合わせが悪くなったり(不正咬合)、矯正治療中の方は期間が長くなるばかりではなく、矯正治療後に後戻りしやすかったりします。また、舌足らずな発音となり、滑舌が悪くなったりします。

 簡単にできる舌の悪習癖のチェック方法です。当てはまる項目がある方は、舌癖がある疑いがあります。①  口呼吸している②気が付いたら口が開いている③鼻疾患がある④食事中、クチャクチャ音がする⑤唇が乾燥傾向⑥滑舌が悪い⑦普段舌が歯に当たっている⑧飲み込むときに舌が歯に当たっている⑨受け口、開咬(前歯が咬み合わない)、すきっ歯などです

 MFTのゴールは?MFTでは、目標に向かって、トレーニングを行っていきます。舌の癖は、患者様一人ひとりで異なるため、癖にあわせたトレーニングをお伝えし、改善していきます。当院では、矯正治療を行う際に、舌癖トレーニングが必要な方には一緒に行って頂きます。舌癖を治すことで後戻りの予防ができますので、大変とは思いますが一緒にかんばりましょう。他にもお子様の歯並びの状態が気になるなど、わからないことがございましたら、ぜひお気軽にお声をお掛けください。