21歳の若さで虫歯が死因??

21歳の若さで虫歯が死因??

こんにちは!名古屋ルミナス歯科矯正です! 今日は歯の歴史についてお話致します🦷

江戸時代の人は虫歯のせいで寿命を縮めたといわれております、、、、

どういうことか? 例に挙げると、第14代将軍・徳川家茂は大の甘党だそうで、 ようかん、氷砂糖、金平糖、カステラ、おしるこなど徳川家の歴代将軍は貴族化が進んで、やわらかい食べ物ばかり好んで食べていたそうです。 そのため、将軍のうち3代目以降で60歳と最も長命だった12代将軍・家慶の 歯ですら、摩耗がほぼ0に等しかったとのことです!

要するに大して咀嚼しない食生活を徳川家の歴代将軍たちはしていたわけですが、 咀嚼しないと歯が汚れやすくなってしまいます。

現代人は汚れを落としやすい歯ブラシで磨いていますが(歯ブラシだけでは不十分ですが)、 江戸時代にそんな性能の良い歯ブラシはなくヤナギやクロモジなどの木の枝の先端を房状にした房楊枝というものをつかっていたため家茂公は虫歯に侵されてしまった、ということです。

そしてその虫歯の数がなんと、32本中、1本の親知らずが脱落して、残り31本のうち30本が全て虫歯だったらしいです 家茂公は21歳という若さでこの世を去った理由が30本の虫歯だったとは、虫歯のおそろしさを実感しますね、、 徳川家茂の死因は急性心不全の説が最有力だたそうですが、虫歯がひどすぎて栄養がすっかり偏った食生活になっていたといっても仕方ないですね、、、

家茂公のように、糖質過多、たんぱく質不足、ビタミン不足は虫歯や歯周病の元ですし、全身の健康にも悪影響です。

スイーツ大好きな人達は特に要注意(´;ω;`) あと、意外なところでご年配で歯が良くない方々も要注意。 最近、スーパーで見かける年配の方々の中に、やたら菓子パンやらお菓子ばかり買い物かごに入れておられる方々多くみられます。 こういった方々はビタミンB1不足に気をつけながら、たんぱく質、ビタミン、ミネラル(特に亜鉛とマグネシウム)を多く摂取するとともに、オーラルケアをしっかり行って歯と体の健康を維持していきましょう!!